2010年1月12日、ハイチ共和国で起こったマグニチュード7.0の地震。地震の規模の大きさや、政情不安定に起因する社会基盤の脆弱さが相まって、想像を絶する厳しい状況となっているハイチの現状を伝え、自身で日本の人々に救済を訴えたいと願うミュージシャン、ハイチの至宝ともいうべき音楽家アゾール（Azor）と、長年ハイチ音楽をリードしてきたブロー・バクール（Boulo Valcourt）の2人が来日。＜ハイチ地震復興支援コンサートツアー＞と題し、5月14日（金）山口県山口市・徳證寺での公演を皮切りにツアーを行ないます。

　なお、ツアーのツアー収益金は全額ハイチ救済のために使われるほか、各会場に設置される募金箱に集まった救援募金は、地震直後よりハイチで医療活動を行なっている「AMDA」の義肢支援及び、やはり地震直後よりハイチに行きガレキ撤去工具、家族用テントの配布をし、現在は校舎が崩壊した学校再開事業を行なっている「ピースウインズ・ジャパン」に寄付されるとのこと。